先日のお客さん

先日、斧をお求めになったお客さんと。

私は、斧を作る事が出来ないので、安芸太田町加計エリアでかつてやっていた「安芸光」こと岡田鉄工所の岡田さんから買い取った「安芸光」ブランドのデッドストックの斧刃に900ミリの柄を挿げて販売させて頂きました。

しっかりとして形も正確な斧で、刃と反対側には鋼が溶接されています。こちら側で矢を叩き込んでも斧の形が崩れないようにする為です。この「安芸光」さんは土佐(山で使うような厚めの刃物の産地。高知県。)で修行して安芸太田町で開業したそうです。なので、作業場跡を見ても、金床の形が日本古来の「和床」だったりしました。鍛冶屋それぞれ、個性があって面白いですね!さすがに、厚刃物産地で修行されただけあり、実物を見ると良い斧だと感じます。


私が持っている物は鉋という木を削る道具です。これで斧のヒツ(柄を差し込む穴)にぴたりと合うように樫材の柄を削ります。さらに抜けにくいように木殺し(差し込む木を叩いて少し圧縮する)して叩き込みます。

薪割りにしても伐採(今は斧であまりやらないかも)にしても、斧はその使い方からして柄がぐらついていると非常に危険です。使っていてもどこかしっくり来ないと思います。柄をすげ替える修理もやっているので、是非ご相談ください。